松本アミカと色彩のおはなし
2024年06月06日 01:42
SNSだけでなく、実際に見られた方に限りますがアミカの絵をはじめて知った方から特に、色彩の豊かさについて驚かれます。
それもそのはず、アミカは平均して独特の特技【一度に5色は使う混ぜない混色】で描いているから。
今回は、その秘密に迫ります。
色彩オタクのお話にお付き合いいただけると嬉しいです!
あ、本文の前に!クラウドファンディング初挑戦しております。よかったら見に行ってみてくださいねでは。
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小さなころからアミカは、洋画や海外の絵本の世界にあこがれていました。
日本の風景とは全く違う、明るい色彩豊かな外国へ行ってみたいと思い続けてきました。
というのも。
現在の日本はそうではないのですが、40年ほど前の地方の小さな町では、アミカが憧れたくなるような素敵な家や街並
みがなく、なんていうかこう、色彩が沈み込んでいるような感じがして嫌だったのからです。
今は、もちろんそういう街並みや、日本の風景も素敵だと思えますが。
そんなアミカがはじめて海外へ行けたのは、短大一年生のころ。
アリゾナ州にある大学へ、学校からの短期留学です。
正直、本当に楽しかったです。アメリカについた途端の空気間の違い、冬だったのに力強いアリゾナ州の太陽、サボテン
たち、どこを見てもカラフルな色遣い。
アミカの特技として、タイムリープしたかのようにその当時の自分に戻ってその時の感触まで思い出せるのですが、すべ
てが生き生きとしていました。
そして、日本に戻った時当時の私は、こんな沈み込んだような色のない世界で暮らすのは耐えられない!(すみませんほ
んの子供だったので失礼!)と思い、絶対海外で暮らして色彩豊かな日々を送るんだと決心したのでした。
その当時住んでいた家は、いわゆる普通の昭和の住宅でそれこそ色が足りなかった。
自室も砂壁の和室で、畳の部屋で。もう本当に嫌だと思っていました(お恥ずかしい)
だから、海外で国際結婚して素敵な家に住んでカラフルライフ、それが目標でした。
とにかく、洋楽ばかり聞いて洋画ばかり見て、そんなアミカでしたが。
いまではなぜかやはり、田んぼに囲まれた日本の地方の小さな町で暮らしています。
色彩は、自分で絵を描くことで足りているし、まあいいかなって。
ただし、家を建てる時だけはここぞとばかりに好きな建材や色彩を取り入れました。
友人たちには好評ですが、祖母には相当驚かれました(笑)
我が家のトイレは、フランス風の花柄の壁紙で、可愛い照明なので(笑)
子供のころの反動で、色彩や洋画へのあこがれが爆発したかもしれません。
でも、画家なんだからいいかとも思います。納得いく色彩を毎日見ることは制作意欲につながりますし。
同じように、芸術的センスがある建築会社に出会えてよかったです。またそのうちその建築会社さんのお話しますね。
細かい色彩のこだわりに答えてくれた会社でした。
では今日はこの辺で。
ねこ。